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南十字星に口紅を
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248は日本を救うのか - フリーダム!
おばんどすえ。

ちょうど一月前のことどす。
ホテルを朝も遅い時間にゆっくりと出立した。
歩きながらバスで地下トンネルを通って島に渡るか船で渡るか迷いながら
バス停へと無意識にむかっていた。
バス停が見えてきた、その時心は決まった。船で行くことに決めた。
今日は何も予定がない。
気の向くまま、風まかせの一日どすからなぁ。

Holst - Jupiter


桟橋から船に乗り込んで対岸の島へ向かったどす。
船に乗りこむ前からもうその島は見えておりますけんど
夜ホテルから見えていた景色とはまったく異なる景色どす。
桟橋から船に乗ってから15分弱。対岸の桟橋に到着しました。
目の前の公園のような広場を隔てた道路の向こうは
ビル、ビル、ビル、ビル、ビル、ビル、ビルディングのオンパレード。
またやってきました。2年半ぶりの上陸どすなぁ。
いや、正しくは昨日電車でアムトラック・ペンシルベニア駅に到着して
荷物をかついで急いでタクシー・イエローキャブに乗って宿泊先の
ホテルに向かう前、ほんの少し、ちょっぴりすぎるほど少し
この島におりましたから14時間ぶりの上陸どすなぁ。
飛行機は何かと大変でなぁ。途中から長い移動は電車に変えたんどす。
このご時勢しかたがないとはおもいますけどなぁ。
電車もターミナル駅では苦労でしてなぁ。
定刻どうりにくる事はくるんどすが到着するまでどのホームに
入るのか決まっておりまへんので電光掲示板とにらめっこどす。
おまけにそのホームがどこにあるのかどうやって行けばいいのか
わかりまへんので、まぁ一人で大騒ぎどすでぇ。パニックどす。
苦労したかいは電車に乗ると有り余るほどにありますなぁ。
人も、景色にも途中駅にも、自分にもなぁ。
さあ、またまたやって来ましたニューヨークへと。
ニューヨークのなかのニューヨーク。
NY・マンハッタン島にやって来ました。
これからどうしましょうか。なにすんべ~か。
まぁ、なんとかなるわさ、
一月あっても見切れない小さな島どすからなぁ。

階段

まずは中心部へと何の気なしに足はかってに向かって行く。
とあるビルの入り口のドアへと足はかってに向かって行く。
ビルのドアを開け、中に入り通路を道なりに足はかってに歩いて行くんどすなぁ。
やがて少し広くなった広場のような空間にたどりつく。
目の前には階段が迫りつつある。
その階段を上り詰めたその先にはなにがあるのか。
階段を上り詰めたその先にはなにが見えるのか。

zero

何も言うことは無い。
ただ黙して語れず。見つめるだけでもつらい。
テレビ、写真でなんども繰り返し観たあの場所に来ている。
ふ~、ため息が出てくる。
涙も出てきそうだがじっとこらえる。
長い時間そこにいたように思えるが
10分そこそこでしかないどすが
深い、重たい時間は随分と長く感じますなぁ。

寒~~

そのビルを出て明るい街のにぎやかさに心を取り戻したときに
頭の片隅にもなかったもう一つの小さな島に行ってみたいと思うたなぁ。
あれ以来その島に行くことは出来なかったのだそうどすが
今は禁止が解除されていけるようになったと聞きましたので
島に行ってみたいと思うたなぁ。
定期便が毎時間運航されているのでそれに乗って行こう~!!
この寒さ、雪が舞い散る風のなかをあの小さな島の
女神を見に行きたいと思う人はそんなにいないだろうと思うたが
これが大間違い、船の中は座るところも無いほどの満員どした。
さすがは自由の女神。
あるようでなさすぎる自由。無いようで有りすぎる自由。
その解答を求めにきとるんどすかなぁ。
考えすぎどすかなぁ。そうでっしゃろうなぁ。

フリーダム

島に行ってから大変どしたでぇ。
風が強くて自由とともに吹っ飛ばされそうどしたなぁ。
寒さも北極のようでなぁ、皆はん難儀しておりました。
コロたんもビデオを撮影してすぐ待合所に駆け込みました。


新撰組の旗は行く!!



ほな さいなら
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