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南十字星に口紅を
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黄金郷
雲助君、久しぶりに雲助君の生まれた故郷に
やって来ましたねぇ。 違うよ。 たまたまここで生まれただけだよ。 にゃんこの赤ちゃんも場所と親は選べないからねぇ。 人間と同じだよ。 そうだねぇ。 あれ、にゃんこが雲助君の声だか匂いだかをかぎつけて 何匹かにゃんこが来てるよ。 あれはみんな兄弟よ。 四つ子の兄弟なんどす。 あれ、武闘派のにゃん太の助、 美人系のお嬢にゃん子、 餌場探しの名人、経済系にゃんロックフェラー君。 みんな兄弟なんどすか。 そうよ、みんな兄弟よ。 それに風来坊的哲学的政治的雲助君を入れれば 向かう所敵無しの名門一家どすなぁ。 総統領、雲助君。 答弁願います。 ハイ、議長。 惜しいことしましたなぁ。 動物界の種族の違いでなぁ。 そんなものアホやで。 そやな。 いいじゃないの今がよけりゃ～～ そうどすなぁ。 Eric Clapton - Layla 何かあれだねぇ。雲助君。 意図せぬ変化というものが見えてくるるねぇ。 スクラップアンドビルトで元より小さい家が何軒も建つ。 建てても人が入らぬアパートがとんとんと建つ。 空きだらけ駐車場がやたらに目立つ。 税金対策というものがあるんでしょうが、 それにしてもなぁ、と思うわけどす。 どうなんでしょうかねぇ。 少子化というのもあるんでしょうが、大きな原因とはなんでしょうか。 これも断定できませんが、高齢化というのもあるんじゃないどすか。 今さら新しい家を持っても後何年やら、人生の歴史をそこで作れない。 高層化というのもありますわなぁ。 一定面積の土地で多くの人が住む。 これも大きいどすなぁ。 少子化の中で一定面積の土地で多くの人が住む。 これも大きいどすなぁ。 ここからが大問題なわけどして。 人気商売というものがあるわけどす。 人気がある、これは大きな付加価値なわけどして 勝手に一人歩きして大きな利益をもたらすわけどす。 そこには大きな理由があるということですなぁ。 不人気、おしてしるべしどすが、 これも大きな原因があるわけどす。 ねぇ雲助君。 たとえトキオといえども大変な時代どすなぁ。 トキオのブランドもピンからキリまで。 一部の地域を除いて山の手と下町の逆転。 そうおもいますなぁ。 大変な時代となりました。 じゃまたね。 にゃん太の助君、お嬢にゃん子さん、にゃんロックフェラー君。 さあ帰ろう、雲助君。 ほな さいなら PR
雨に咲く花
今日は３匹で行って来たねぇ。
お墓参りに３匹で行って来たねぇ。 風が強くふいて寒かったたけれど、 あまり墓所は風も寒さもかんじないねぇ。 不思議だねぇ。 雲助君墓場ほ落ち着くでしょう、静かでねぇ。 時の流れの年輪を感じさせられるしねぇ。 次は俺の番だと思っちゃいないけど、なんとなく そんな気にもなってくるしなぁ。 雲助君もそんな顔しておましたなぁ。 この名犬ワトソンくんはお墓に一緒に来ると 霊犬ワトソン君になっちゃって、じ～っと何もない 空を観てるんどすなぁ、時々耳をぴくぴくさせて 何か聞こえているしぐさをするんどす。 なんかあそこにいるのか、と聞いても返事しないんどす。 勝手に見てろ、勝手に聞いてろ。 気持ち悪くてなぁ。 ワトソン君と一緒にくるのいやなんだよねぇ、雲助君。 それに比べて雲助君はあっけらかんとして飯食って日向ぼっこして 適当に運動して逆立ちしてゴロゴロ回りして、起きてると思ってたら また寝ている。 寝てると思ったらやはり寝ている。 今日を生き、明日を生き抜く。 そういう猫になりたい。 哲学的な猫を生地でいってる雲助君どす。 Gloria Gaynor - I Will Survive 目つきが違ったよ雲助君。 また一つ無知を知り、未知を知った。 そんな顔してるよ。 そうだろう雲助君。 今度またこようね、あったかくなったらねぇ。 また違う事を思うかもしれない。 にゃん生、前進あるのみ。 ワトソン君、帰るぞ。 いつまで無を見てるんだ。 一緒に連れてくるなよ。 さよなら言ってくれよ。 今度はこっちから帰ろう。 きたよきたよ、ちんちん電車が。 手振ってるよ雲助君にねぇ。 可愛いねぇあの子ねぇ。 年増のおねぇさんもだよ。 もてるねぇ、雲助君はねぇ。 あやかりたいどすなぁ。 うらやましいなぁ。 こっちから行くと何にもないんだよなぁ。 環７に出て荒川で川はすてきだぁ、 やって行こうか。 着いたけど寒そうだね。やめよう。 暖かくなってからにしようね。 橋渡っちゃったからこっちの道から帰ろう。 おっ、左側見て、これが超有名な拘置所だよ。 小菅の東京拘置所だよ。 なんでもないよね。関係ないよね。 昔、昔謎が謎呼ぶ大事件があったあたりだよねぇ、雲助君。 もうそろそろ着くねぇ。 近道して行こうね。 玉ノ井から鳩の街を経て桜餅を買い求め、 再び明治通りに出て泪橋交差点に出ました。 ちょい先に行って土手通りに入り、ちょっと右側を見て雲助君。 吉原大門跡だよ。 さあ、着きました。 楽しかったねぇ。 みんなで桜餅を食べよう。 今日を生き、明日を生き抜く。 にゃん生、前進あるのみ。 そういう猫になりたい。 ほな さいなら
今昔物語
雲助君よ。
昨晩はどこに行ってたの。 そう、道の向こうに行ってきたの。 明治通り渡ってあっちの区に行ってきたの。 出た、見たあれ。 うらめしや～～どこにあるうらめしや～～ うらめしや～～どこにある俺の体～～ 空飛ぶ顔だけ、見た。 そう見なかった、残念だったねぇ。 でも、とても怖かった。 すれ違う人がみんな顔無しに見えたって、 それは怖かったねぇ。 知らなきゃ知らないで何ともないんだけどねぇ。 ちょっとでも知ってるとねぇ、思い込みが作用しちゃうんだよねぇ。 精神作用の不可思議なところだよねぇ。 遥か昔に飛んで知識という現代とが、精神作用が一致しちゃうんだよねぇ。 もうちょいとどすなぁ。 あの時代の残酷な執行と遥かに違う現代にっぽんにおける精神作用を いい意味で大事にしませんとなぁ。 John Lennon - Happy Christmas 雲助君は度胸がありますなぁ。 ちょっと思い込みを持ったただのニャン子には一匹で 真夜中にはとても行けませんよ。 百聞は一見に如かず この目で見てやろう、なかなか出来ないことどす。 でも、何でもなかったよね。 夜は視界が狭くて静けさの中に微妙な感覚もあるわけどすなぁ。 ロマンチックでもあるし暗闇の恐怖もあることですしねぇ。 昼間は昼間でまた違う。 何が違うのか、どことも何も違わないどす。 どうどすか、雲助君。 断層があると感じませんか雲助君。 東西南北へちょいと動くと何かが少し違う。 歴史の名残りなんでしょうが、張り紙、立て札が 無くとも雰囲気で分かりますよなぁ。 感性の進んだ人には面白いところだねぇ。 そうだよねぇ雲助君。 ほな さいなら
トウキョウジャングル
バロメーター、バロメーター、バロメーター。
現在を写すバロメーターか。 現実を写すバロメーターか。 東京ジャングル。 夢の夢のかけらを～～～ せめてせめてこの手に～～～ 豊かさの豊かさのかけらを～～～ せめてせめてこの身に～～～ あ～あ～あ～あ～～～～ 会わずに愛して～～ 東京～とうきょう～～トウキョウ～～ TOKYO～～～東京～～～ 東京～ジャングル～～～～～♪♪ 本日、民放のＴＶあんどＣＭを観ての感想どした。 猫ふんじゃった猫ふんじゃった ふんじゃふんじゃふんじゃった 猫パンチ、猫引っ掻き。 スカンクの必殺一撃！！！ 夢の夢のかけらを～～～ せめてせめてこの手に～～～ 豊かさの豊かさのかけらを～～～ せめてせめてこの身に～～～♪♪ ウェルカム 空想の世の中にようこそ！ Gloria Gaynor - Can't take my eyes off you カラスのクロッカー君と墓場のカーちゃんとの 夢の競演であった。 いや、夢の共演であった。 ５３富士山あたりでの夢の出現であった。 今はきれいに片付いて５３富士山のかけらもなくなっていたのだ。 だが、動物本能の記憶の底には５３富士山として残っているのだろう。 人も限りなく珍種としての動物本能の記憶の底には５３富士山として残っている。 まあ、不思議なことに５３富士山になりそうでなかなかならないのである。 絶えずその物が補給されているのに ５３富士山になりそうでなかなかならないのである。 理由はよく見れば分かるのであるが９４と５３の違いにあるのである。 ５３にも値千金のものと９４にしかならないものの違いがあることを 発見するのである。 値千金のものを山から取り出し、９４にはさわらない。 ゆえに、５３富士山にならずに未完成にて留まるのである。 その隙間の中で生きている人もいるのである。 そういうことも知ることの出来る５３富士山なのだ。 路上は大学だ。 実践的な大学だ。 そしてその隙間の隙間でカラスのクロッカー君と墓場のカーちゃんとの 出会いである。 ９４のそのまた一部がカラスのクロッカー君と墓場のカーちゃんの 生きる糧でもあるのである。 路上は大学だ。 実践的な大学だ。 身に染みる言葉である。 もう、そこまで来ているのかも知れない。 そこに物差しとしてのバロメーターを見るのである。 たくましい珍種の動物に幸あれ！ 夢の夢のかけらを～～～ せめてせめてこの手に～～～ 豊かさの豊かさのかけらを～～～ せめてせめてこの身に～～～ あ～あ～あ～あ～～～～ 会わずに愛して～～ 東京～とうきょう～～トウキョウ～～ TOKYO～～～東京～～～ 東京～ジャングル～～～～～♪♪ 猫ふんじゃった猫ふんじゃった ふんじゃふんじゃふんじゃった 猫パンチ、猫引っ掻き。 スカンクの必殺一撃！！！ 東京ジャングル。 ウェルカム 空想の世の中にようこそ！ ほな さいなら
せれな～で～～♪
道を歩いていた。
いつのまにか未開な地域へと踏み込んでいた。 ３っの新しく建った家の前を通りかかったのだ。 なんだこれは。 未知との遭遇どす。 両脇の２軒は１ｍほどさがってきちんとしてある。 真ん中の家は１ｍほど飛び出してセメントがはってある。 なんだこれは。 未知との遭遇どす。 近くでは区議会議員の選挙中なのかさえない声が聞こえる。 虚しくかえるこだまよ～～ たかりなれたお人が、 たかられりに疲れたお人が反撃に出ているのか。 近くでは区議会議員の選挙中なのかさえない声が聞こえる。 虚しくかえるこだまよ～～ 田舎に来たど田舎人が拡声器で吠えている。 虚しくかえるこだまよ～～ 君よ眠れ～～ また、逢う日まで～～～ 虚しくかえるこだまよ～～♪♪ Los Bravos - Black Is Black よく解らないということで成り立っている世界で、 分かればなんってこっちゃない。 分からなければ分かるようにしてくんなまし。 君よ眠れ～～ また、逢う日まで～～～ 虚しくかえるこだまよ～～♪♪ やはり、何かおかしい。 事件でござる。 事件でおじゃる。 事件でおさる。 虚しくかえるこだまよ～～ 君よ眠れ～～ また、逢う日まで～～～ 虚しくかえるこだまよ～～♪♪ 田園もおのぼりど田舎人によって 都市的ど田舎へと変貌する。 虚しくかえるこだまよ～～ まったく盛り上がらない選挙戦のようどす。 肥溜めにおっこっちまったぜ。 おーまいがっ！ 虚しくかえるこだまよ～～ 君よ眠れ～～ また、逢う日まで～～～ 虚しくかえるこだまよ～～♪♪ 事件でござる。 事件でおじゃる。 事件でおさる。 虚しくかえるこだまよ～～ 君よ眠れ～～ また、逢う日まで～～～♪♪ ほな さいなら
ストレンジャーインザナイト
今日は見知らぬ街へ行ってきたどす。
同じ東京の空の下の見知らぬ街へ行ってきたどす。 一泊してただいま戻ってきたわけどす。 何か、変わったことを発見できるのではないだろうか。 人とは違った穴場を見ること出来るのではないだろうか。 時間をとって迷子にならない程度にさまようわけどす。 名所などとは関係なく住居地区も商店地区も荒地も、 荒地はありませんけどなぁ。 でも、大きい声じゃ言えませんがそんな感じのする所って ありますなぁ。 気分のせいでしょうか。 画一化が進み過ぎているとは言え、 多少なりとも広い東京の空の下。 やはり、ありますなぁ。 東西、東側の人間から見ると西側の人間は多少なりとも違いがあるどす。 まあ、政治体制でも経済体制ではないどす。 位置的なことどす。 田舎のバスがどんどんやって来て薄まって来ているわけどすが、 伝統とか求心力とかはどんなに薄まっても限りなくゼロにちかずいても 決してゼロにはならない。 これはどこの地でも言えることどすよなぁ。 Frank Sinatra - My Way 広い東京の空の下。 行ったことも見たことの無い所だらけどす。 そんなもんだと思いますなぁ。 いくら交通機関が発達しても距離的には延びても 空間的にはどうかということかもなぁ。 密度と言ってもよいかも。 何もない処に発見がある。 住めば都。 住むんなら都と言うのでわないどす。 昔の人はうんちくのある言葉を残しました。 住めば都。 住めば都。 地価が高いとか家賃が高いとかに関係なく その地域の格というのは確かにありますなぁ。 見知らぬ町でもそういうものは確実に感じるどす。 何かというは大多数のスタンダードだと思うどす。 イメージとして地価が高いとか家賃が高いとかに関係なく。 イメージとして土地が足らないとか家が足らないとかに関係なく。 現実論としての格がそれを決めていく。 格もその地域で細分化されてさらに格づけが決まる。 イメージとしてそんな時代が来るのでしょうなぁ。 君、旅に出よ。 君、隣町に旅に出よ。 君、その隣町にも旅に出よ。 近未来は君のものだ。 ほな さいなら | カレンダー
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