おばんどすえ。

今日は路地を歩いている。
傘を差して歩いている。
膝はまだ軽く痛むが歩いている。
まだ走れないが回復力は強い。
路地を歩いていたら川につきあたった。

かわという漢字をご存知ですねぇ。
文脈によりかわという漢字もいく種類もありますなぁ。
この革靴の革は柔らかくて履きやすい。
川の水が清らかに流れている。
とかなぁ、まぁいろいろありますなぁ。
「川」という文字は象形文字どして、両側の岸の間を水が流れている様を
表したものと言われているそうどす。

Deep Purple - Smoke On The Water


「川」。
この字をじっと見つめる。
目で見た脳みその細胞に「川」という文字の絵がやがて
土手と土手の間を流れる水が見えてくる。
象形文字の「川」という文字がやがて実態のある川として見えてきた。
土手を歩く。そこから見える風景は人によりそれぞれ違う。
絵がやがて動き出しまるでパノラマの実像のような
風景を脳みそのスクリーンに大きく映し出す。
緩やかに流れる水。清らかに流れる水。怒涛のように流れる水。
土手から見えるあたりの風景もそれぞれ違う。
歩いている土手のイメージもそれぞれ違う。

今度はどすなぁ。
「川」という文字を脳みそだけでみるんどす。
やがてぼんやりと川が見えてきますんや。
現実を観念と夢想だけでみるんどす。わかりますなぁ。
それも３つも見えるんどすなぁ。
あっちの川、こっちの川、むこうの川。
３つの川が脳みそのスクリーンに映し出された映像が見えてくるんどす。
それぞれが実像であり虚像であり現実であり虚構であり有であり無である。
不可思議な川どすなぁ。
あっちの川もこっちの川もむこうの川もはいつも見えていて
解っているようでよく解らない、実存している川どす。
３つとも不確かな川どすがそのいずれかの土手に自分はいる。
不確かなことが不確かなこととして確実に理解できた。

りぼりゅーしょん！！
リボリューション！！
れぼりゅーしょん！！
レヴォリューション ！！
revolution！！
Revolution！！
どすえ。


線香臭いどすがそうではありませんえ。
哲学臭いどすがそうではありませんえ。
ぱーそなる　りぼりゅーしょん！！
パーソナル　リボリューション！！
ぱーそなる　れぼりゅーしょん！！
パーソナル　レヴォリューション ！！
personal revolution！！
Personal Revolution！！
どすえ。


路地を歩いていたらかわ小さいかわに突き当たった。
かわに添って小道の土手を歩きながら思考の芽が開いた。
やはり路上は大学だ。
そこでもうひとつの川を見た。
この世にはない川を見た。
やがてむにゃむにゃごみどもが渡る川を見たどす。
やはり路上は大学どすなぁ。


お～れはこのよでいちばんむせきにんといわれたおとこ
このよでいちばんだいじなものはたいみんぐにしーちょうにむせきにん
が～きのころからちょうしよくらくしてもうけるすたいる～～♪

クレージー・キャッツの皆様はあの時代から
このような時代の来るのを予見して歌っていたんどすなぁ～～～～
極めつけの歌どすなぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～




新撰組の旗は行く！！


ほな　さいなら


　　　　　　　　　　　　つづく