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南十字星に口紅を
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レの字

スカパー!スタ・チャン1・2・3で録画しておいた映画を観ながら書いている。
題名は『シャッター アイランド』と言う米国の映画である。
レオナルド・ディカプリオさん主演の映画どす。
これでこの映画を観るのは3度目どす。
最初は映画館で観たのであるがまったくといっていいほど覚えていない。
始めから終わりまで映画館にいたのではあるが
まるでそこには居なかったが如くに覚えていない。
ミステリーでござる、ミステリーでおじゃる。
映画館はまったくもって不思議な空間である。
種を明かせば実に簡単な事ではあるが実にもったいない事でもある。
開演のベルが鳴り幕が開き、照明がじょじょに暗くなる。
やがて補助照明だけになりスクリーンに映画が映し出される。
物語が映し出された、やがてコロたんも始まった。
5分もたたないうちにうつらうつらと夢の世界へ。
やがて熟睡の世界へと入っていく。
映画館は実にて不思議な空間である。
種を明かせば実に単純明快なことではあるが、
コロたんにとっては映画館は異次元の異空間であるのであろう。
どこも疲れてはいないとは思っていてもどこか芯にある心の底が疲れていて、
うす暗くなり映画が始まると目には見えない、表面には現れない疲れが
底から浮き上がってきてウツラウツラから熟睡の世界へと入っていくのであろう。
自分でも自覚のない分からない底の底に疲れが蓄積されているのだろう。
今度はちゃんと起きていて始めから終わりまできちんと観てやろう。
そう思ってはみてもやはり、だめでござる。
5分もたたないうちにうつらうつらと夢の中へ。
ほかの観劇ではこういうことはないのであるが映画館ではこうなってしまう。
映画館はまったくもって不思議な空間である。
何よりもまして貴重な空間でもある。

ぼや~と目が覚めた。
スクリーンにはエンディングの映像と音楽が流れ、もうすぐ終わる。
頭もぼや~っとしている。
体もだるい。
映画が終わった、ジ・エンドが出て終わった。
そのとたんに頭もすっきりして、体のだるさもどこかに飛んで行ってしまった。
芯からの疲れが取れた。
コロたんにとっては映画館は異次元の異空間である。
映画館はリフレッシュする不思議な空間である。
何よりもまして貴重な空間である。
映画は不滅である。映画館は永遠にである。


家で観たスカパー!1・2・3で録画しておいた映画が今、観終わった。
この『シャッター アイランド』は難解な映画どすなぁ。
ラストのところでまた「ん?」な映画どすなぁ。


ほな さいなら

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