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南十字星に口紅を
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無邪気な不思議
ピアノの軽音楽が聞こえている。
マホガニーのテーマという曲だな。
オリジナルは誰が歌っていたのか思い出せない。
売り場を通り過ぎ別の売り場やって来た。
でかいテレビがついている。
何かやっている、オリンピックの種目からはずされる
とかなんとか放送していた。
ばかいってるんじゃねよ。
ふ~と思い出した。いや封じ込めていた事が浮き上がって来た。
あれはもう5,6年も前にもなるだろうか。
10時間ほどの夜間飛行の機内であったがざわざわ、がやがや
してまったく寝られなかった。
ほとんどの人たちはまったく寝られなかったのだろう。
すべては20人ほどのにっぽん人スポーツ関係の
選手らしい人たちのせいである。
驚くべき行動であった。
1年もの間何も食べていないかのようなだった。
名誉のためにもここは飛ばそう。
さぁ、空港に着いた。
降り口に向かうために並んで進んだ。
ここでまたも驚くべき光景が目に飛び込んできた。
まったくもっておーまいがっな風景であった。
人々が皆おーまいがっな顔をしている。
母国の人も外国人も、旅行者も皆がおーまいがっな顔をしている。
なんだこれはの風景であった。
名誉のためにもここは飛ばそう。
イスタンブール空港の入管も無事に済ませてターミナルビルに
入りぐるぐる回ってくる荷物から自分の荷物を取り出し出口に向かった。
ここでドルとユーロは多少持っていたが現地通貨を持っていないので
少々両替した。外の景色が見えていた。
ふとここで無邪気な不思議を思った。
あれ、出てきたのは夜だったのにあれから12時間あまり。
まだ外は夜だ、昼ごろになっているはずなのになぁ。
不思議な感覚におちいった。
少し時差の関係なのかも知れないがまたもタクシー乗り場まで
行く間にまたも、無邪気な不思議を思った。
もしかして飛行機は飛んでいるんじゃなくてただ浮いているだけ
なのかも知れない地球が回っているから目的地が見えてきたら
そこに降りていくだけなのかも知れない。
またここでふとガキのころに思ったことを思い出したんどす。
あれはまだコロたんが小学校1年か2年のことだった。
遠足で電車に乗っていた時のことどす。
車窓から外をじーっと見ていて思ったわけどす。
もしかして電車が動いて走っているんじゃなくて
線路が動いて電車が走っているように見えるだけなのかも
と思ったことを思い出した。
変なガキだったなといまさらながら思ったわけどす。
あっ、さっきのスポ選の一団と会った。
機内とはうって変わってぜんぜん違う人たちみたいに見えますなぁ。
優等生に見えますなぁ。



ほな さいなら
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