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南十字星に口紅を
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トランペッター
おばんどすえ

ユーリーは武器商人として始めての営業にでた。
二丁の小型マシンガンを手に入れギャングに売る。
ギャングに売るはずの小型マシンガンを突きつけられ
撃っても音の小さいので隣近所に気がつかれない。
でも次の入手が難しくなる。
ユーリーのその言葉でギャングはマシンガンを下ろした。
意外なほどに商才のある自分に気がついた。

次にユーリーが現れたのは某国の兵器フェアーでだ。
お上以外の並みの人が簡単に入れる所ではないので
誰かのつてを使って入れたのだろう。
これも彼の持って生まれた商才が成し遂げたのであろう。
ここである大物の武器商人と出会うのだが
君はただの武器の売人だ、素人は帰れ。簡単に追っ払われた。
がしかしここから彼は本格的な政商、死の商人になってゆく。
営業して各地をまわり注文を取る。
偏見なき死の商人となり救世軍以外には売る。
金の力を知ることとなった。
あらゆるところに手を回し金をばらまき連絡網を作る。
タレコミで間一髪の所をこの連絡網と芸にて難を逃れた。
ここで宿命の出会いがあった。
金で転ばないインターポールのデカとであった。

Nini Rosso - Il Silenzio


いろいろと教訓を積んでゆくわけどすが
一番の教訓は自分で売った武器で殺されないこと。
その場で撃たれないことと悟るということだった。
物語はどんどん展開していくわけどす。
いい台詞がどかどかでてくるんどすなぁ。
「恋は強制できないがその演出はできる」
いろいろとお金を使って、いろいろと演出して
すごい美人に恋をさせて奥さんにしてしまうんどすなぁ。
冷戦が終わり世界が混乱したときに武器商人、死の商人
としての凄腕が出てくるわけどす。
冷戦時代の大物をしのいで超大物になるんどすなぁ。
時代の場をよく見てのし上がっていくんどす。
こういう人は何をやっても成功するんでしょうなぁ。
天才型の人なんでしょうなぁ。
紛争国の超大物からも声がかかりこの道では大成功どす。

しかしどんな大物も年貢の納め時がくるわけどす。
弟が紛争国で殺され銃弾をたくさん打ち込まれデッドなわけどす。
本国に遺体を持ち込んだ時に銃弾が一発体内に残っていた。
これで万事急須になり逮捕されてしまう。
あの宿命のインターポールのデカに捕まってしまう。
武器の隠し場所もみつかってしまった。
だが、さすがに超大物、裏には裏があって自由の身になる。
元の武器商人として現場にいるんどすなぁ。
捕まると困る人がいるんでしょうなぁ。たくさんなぁ。
想像して下され。
軍の制服を着た偉そうな人に見送られていい車で出て行くんどすなぁ。
ここでジエンドどす。

最後の台詞もすごいですねぇ。
空の薬きょうだらけのオープニングの場所でこう言うんどす。

「生き残る秘訣は絶対に戦争に行かないこと
 特に自分からは進んでいかないこと」

頭脳ゲームのようないい映画どした。


本作は実際の出来事に基づく。

個人経営も繁盛しているが
最大の武器供給者は
米、英、露、仏、中である。
この5カ国は国連安保理の
常任理事国でもある。

これがエンディングででていました。


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