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南十字星に口紅を
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Take The A Train
windows8.1のスタート画面の左下に
丸枠に囲まれた下にむいた出ていた。
左クリックでポッチ。
インストールしたものが小さくなって画面いっぱいに出現した。
その中にカメラのアイコンが出てきたのだ。
なんだこれはとポッチとクリックしたのだ。
写真が出てきたのである。
誰だこの人は、4人の人が写っている。
二人は知っている、友達だ。だが知らない品の良い二人の年配の
ご夫婦が写っているではないか、次の写真を観たのだった。
まだ思いださない、写真をよく観たのだった。窓が写っていた。
どうも季節は冬に近い秋のようである。
思い出した、列車の中での記念写真であった。
そうだ、そうだ、熊に注意の駅のあった列車の中の記念写真でだ。
あの時の終点はあそこの駅だ。

Ella Fitzgerald & Duke Ellington - Take The A Train


さて、終点の駅の名前はすぐ思い出したのだがどこから乗り込んだの
だかどうしても思い出せないのだ。
荷物がかなり多かったのでポーターさんに頼んで荷物を列車内の荷物室に
運んでもらいそこに格納してもらったことは覚えている。
貫禄のある列車に3段くらい階段を上って列車に乗り込んだことも
よく覚えているのだがどこの駅だかまったく記憶がないのだ。
その列車の中で知り合ったご夫婦であったことを思い出した。
気さくな芸達者な品の良い二人の年配のご夫婦どした。
懐かしいどすなぁ、もう一度会いたいどすなぁ。
あの太った車掌さんも気さくで面白い人でした。
懐かしく思い出されますねぇ。
ビデオもよろしいどすが写真もいいですねぇ。
瞬間を切り取って俳句のように全体の光景を短い文で見せてくれる。
写真もその瞬間の画によって場所と前後の記憶が蘇る。
どちらもよろしいどすなぁ。

車窓からの風景もなかなかどした。
広い国だけあって青空が広がっていると思ったら、雨が降ってきたり、
外は雨が降ってると見ていたら今度はまた晴れて、あらら、曇ってきて
何か白いものが空から降ってきている。
流れる窓からの景色も退屈しないよろしい景色どした。

森が見え、牧場が見え、豚が犬を追いかけまわしているのが見え、
海かと思うような砂浜もある湖も見え、遠くの向こうの方には
近代的な摩天楼のビル群もみえ、すぐそこの平原には
リスが走り回っているのも見えた。
途中駅に着き駅に停車したがこれが駅だというのだが丸太が転がって
いたり、熊に注意の標識が立っていたり、小さい建物があるから
やはり駅なのだ、と納得しました。
まぁ楽しいどす。

列車は進み終点の街が見えてきた。
ビル群が見えてきた。
テレビ塔もも見えてきたのだ。
駅のホームに入った!
着きました。
品の良いご夫婦と再開できることを楽しみにと握手をして別れたのどす。
ポーターさんに頼み札を渡して荷物を出してきてもらい待って受けとった。
所定のチップと少ないが謝礼を渡してお互いにハッピーどした。
荷物を背負い、さらにガラガラと荷物をそれぞれに引っ張って改札口へ向かう。
うぁっ、人がたくさんいる、こんなに人がいる所は久しぶりどす。
立派な駅を出て人通りの多いメインストリートを荷物を背負い、
さらにガラガラと荷物をそれぞれに引っ張って
官庁街、金融街を歩いて抜けて大きめの道路にたどり着き、
信号が赤だったので青に変わるまで待った。
ここから風景がガラッと変わったのだ。
だらだら街が続いていないでメリハリがついている。
よく出来ている、人間の為の街ができている。
その道を渡った、着きました。
今日のホテルに着きました。
目の前は中心街、お宿は郊外のダウンタウンどした。

列車の終点はカナダ最大の都市、トロント駅どした。

知らない町、知らない街の列車の移動も、旅も
楽しい粋な旅どす。
質素なような旅どすが豪華さを最大限に感じる旅どす。

A列車で行こう!!


ほな さいなら
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