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南十字星に口紅を
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メモリー
人間とは妙な生物だと思う時が時たまある。
人間だけではないのだろうと推測できるのだが
脳みそを持っている生物の中で脳みそがでかく
なりすぎた分だけ人間とは妙な生物だと思うのである。
負、欲、真、逆、論、争、意、・・・・・・
とは違った単純な連想という名のことである。
本来この連想も入るのだろうが想像域とは違った現実として見た、
手に取った、味わったという現実を経験して連想域に入る。
連想するからには連想対象となる物の二つ以上のものが見た、
手に取った、味わった、というものがなければならない。
というのが楽に察して到達出来るのである。
他者からの連想させるということは省く。
当然、自らが連想するということに焦点をあてるということになる。
大した大問題ではない。
やぶを見たのだ。これはまさに藪であった。
だが「やぶ」は「藪」ではないこともある。
この「やぶ」の下に一つの漢字がついたときにこの連想が始まる。
淡い、お腹の鳴る記憶の連想がやぶで始まるのだ。

Sarah Brightman & Andrea Bocelli - Time to Say Goodbye


この「やぶ」の下に一つの漢字がついたときからこの連想が始まる。
その漢字の一文字は「茂」、やぶ茂となる。
次々と食べたメニューが舌の記憶とお腹の記憶と目の記憶が
浮かび上がってくる。
まず浮かんできたのはお寿司を入れる器のようなものであった。
季節も思い出したのだ。一緒に食べた親の顔も思い出したのだ。
若い優しい顔であったのだ。この時の両親の顔は胸の中で大事にしている。
お寿司を入れる器のようなものの中には冷麦と水が入っていた。
みかん、さくらんぼう、まだあっただろうかフルーツが入っていた。
氷も上に乗っかていたのだ。季節は真夏だということなのだ。
何とも言えないコクのある麺つゆが付いていた。
あのコクのある麺つゆの味が今でもこの舌を支配しているように思う。
やぶが次々に出てくる。
もりそば、ざるそば、カレー南蛮うどん、かつ丼、エビ天丼、
コロたんの記憶の一品はカレーライスであった。
独特の味であったように記憶している。
にっぽんそばの味の極みがカレーライスに出ている。
そうおませながらも思ったどす。
伝統は初めからあるものではなく誰かが作り育てて行くものだと
そうおませながらも思ったどす。
何とも言えないつーのお味どす。
たぬきうどん、け(き)つねうどん・・・
とまあ、続いていくわけどす。
ここににっぽん舌の広い極意がわかったようにおもいますなぁ。

人間とは妙な生物だと思いますなぁ。
連想する奇妙な生物どすなぁ。
一度どうどすか、自分の脳みそと対話してみませんか。
脳みそは別の個の生物どす。
なにはともあれ、自分は自分だを持ちつづけよう。
今ものれんは続いている、うれしいことだ。


ほな さいなら
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