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南十字星に口紅を
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キャッツアイ
高貴な姿を見たのである。
本日の朝、真に高貴な姿を見たのであった。
大海に向かい姿勢を正し、高台の石に両手をついた高貴な姿を見たのである。
何をしているのだろうか。
海に向かい頭を垂れている。
まるで反省しているような姿勢であった。
何か反省しなければいけないことがあったのであろうか。
それは第三者にはとうてい知ることは出来ない。
終わり行くこの島の大地に何もしなかった事を反省しているのだろうか。
海に向かい頭を垂れている顔を見たのである。
いや、この顔は反省している顔ではない。
哲学ってる顔である。
現在を見据え過去から学びまだ見えぬ未来を見ている顔であった。

Gustav Holst - The Planets /Jupiter


眼を開き大海原をしばらく見つめて遥か遠くに視線を移したのだ。
眼には見えないがしっかりとその方向に脳みそで見ている。
太陽になりそこねた星をしっかりと脳みそでは見ていたのだ。
太陽になる為には何が足らなかったのか。
質量か重量か重力か引力か核か。
華となるべきを形成する位置であったのか。
そうではないだろう。
宇宙は無限に広い。広がってきた。
ならばこれしかない。
あるものの意志が働いたのだのだろう。
神の一撃なのか仏の慈悲なのか幸運という億分の1の確率なのか。
どれをとるかが神秘である
進化した人類の神秘なのだ。
そこには真実も科学もないのであるのだ。
それでいいのだ。
だがそれで脳みそさらなる栄養源を求めて彷徨うのである。
まだ知ることの出来ない事象を求めてやまないのである。
エベレストに登ることなど必要もないないのに人は行く。
絶えず、分野は違えども探求心は絶えることはないのだ。
功名心があろうがなかろうが分野は違えども探求心は絶えることはないのだ。
これがヒューマンビーンズというものなのだろう。
脳みそがでかくなりすぎた宿命なのだ。
そこにばかばかしいことが蔓延しているとおもうのだ。
これがなければまた、つまらないと思うほどに脳みそがでかくなりすぎたのだろう。

そして眼を目の前に戻したのだ。
そこにいたのは猫であった。
あまりにも澄みきった哲学者のような猫であった。
それを見つめて撮り続ける人がいたのだ。
岩合光昭さん。 
NHK/BS「世界猫歩き」を見ての感想というのか個の宇宙観というのか。
すごい猫ちゃんと岩合光昭さんどした。

いい番組どす。
シンプルイズベスト、これを思い知る番組どす。
いい番組どす。


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