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南十字星に口紅を
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キャラバン
暮れそうでなかなか暮れない夕暮れどき寸前であった。
まだ天の明かりがあるのだが目の前が真っ暗であったのだ。 さあ、どうするか。 すべてを尽くした。 もう、打つ手がない。 朝まで耐えに耐えるしかない。 限界を超えたトゥワライトゾーンの世界に入っていたのだ。 沈みゆく太陽を見ながら自分を見ていた。 ツーンという音がたえず聞こえてきていたのだった。 幻聴の前ぶれであろう。 誰も寝てはならぬ。 "Nessun Dorma" トゥワライトゾーンの世界にいるのだ。 完全に太陽は沈んだ。 スターの世界へとなったのだ。 星の降る世界へとなったのだった。 その時聞こえた。 確かに聞こえた。 幻聴ではない。確かに聞こえた。 劇的なロマンティックな瞬間がある。 君はきれいな私の恋人 私に抱かれて夢を観なさい~~♪♪ 天は我々を見放してはいない。 我々を助けようとしている。 Caravan フィクションどす。 現実にあったフィクションどす。 嘘もいつわりもない現実にあったフィクションどす。 君はきれいな私の恋人 私に抱かれて夢を観なさい~~♪♪ 劇的なロマンティックな瞬間だった。 少し前にどすが神奈川のあるところにいったわけどす。 後ろには小山が控えて、前には海が広がっている。 いいところだなと思ったわけどす。 別天地だなと思ったわけどす。 ザナドゥはここにある。 別天地だなと思ったわけどす。 小山の中腹まで登って広がる海を太平洋を見たわけどす。 日が暮れていく大きな太陽を見つめていた。 海に沈みゆく太陽を見つめていた。 きれいだ。 その時また聞こえた。 あの時の天使の声がまたも聞こえた。 劇的なロマンティックな瞬間だ。 君はきれいな恋人 私に抱かれて夢を観なさい~~♪♪ 嘘か誠か。 フィクションどす。 現実にあったフィクションどす。 嘘もいつわりもない現実にあったフィクションどす。 君はきれいな私の恋人 私に抱かれて夢を観なさい~~♪♪ ほな さいなら PR | カレンダー
プロフィール
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コロたん
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男性
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