長い業務時間を終え、
１００円玉を自動販売機に入れカップに注がれるコーヒーを見ながら
これも必要な過ぎ行く時なのか、
それとも余裕を生み出す温かい時なのか。
カップに充分に注がれた温かいコーヒーを
手に持ち窓際に座る。
いつものように山の如く動かざるような大きなビルディングを眺めながら
コーヒーを頂く。
甘さも、苦さも感じないが山の如く動かざるような大きなビルディングを眺めながら
美味しく頂く。

何も聞こえない、何も感じていない、何も思っていない。
一瞬の時の繰り返しの中で有機物が無機物の友を得て、良き友よ
山の如く動かない大きなビルディングに乾杯をして共に
温かいコーヒーを共に頂く。

夜明けのコーヒー～
二人で飲もうと～～
恋は～二人の恋は～～
夜明けのコーヒー～
二人で飲もうよ～～
恋の季節よ～～
恋の季節よ～～♪♪

山の如く動かない大きなビルディングの方角から
往年の大ヒット曲が聞こえてきたのだった。
良き友よ。

恋の季節よ～～♪♪

Olivia Newton John & ELO - Xanadu


ザナドゥ
キサナドゥ

輝いている。
綺麗だ。
素晴らしい。
美しい。
みちがえるようだ。

ザナドゥ
キサナドゥ

君は天国に一番近いところにいる素敵な人だ。


天国
理想郷
ユートピア

円は丸い。
地球は丸い。
太陽も丸い。
きっと、宇宙も丸いのだろう。
どこまで行っても終わりはないのだろう。

ザナドゥ
キサナドゥ

見つけよう。

ザナドゥ
キサナドゥ

乾杯！！
君に　乾杯！！


ほな　さいなら